ネズミの嫁入り

保育園幼稚園の行事イベント選びに役立つ「わくわくたっちーTV」のブログ版ハッピーシアターです。

ハーイ、みんな元気!わくわく大好きたっちーだよ!

今日のわくわくたっちーTVのハッピーシアターは、「ネズミの嫁入り♪」のパネルシアターだよ!

みんな準備はいいかな~ぁ?ハッピーシアターはじまるよ~ぉ!

今日のシアターは、日本の昔話です!

仲良しの3人家族のねずみさんは米や麦をたくさんもっていて幸せにくらしていました。

そのうえ娘のねずみさんは大きくなって美しくなりました。

そこで娘さんに世の中で一番のおむこさんを探しに行くのですが・・・。

だれが一番えらいかな・・・?

昔から語りつがれているお話ですが、大人にはなつかしい、子どもにはあたらしくて、とってもためになるお話です。

ぜひ伝えていきたい日本の昔ばなしです。

それでは、みんなも楽しんでみてね~♬

はじまりはじまり~♪

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わくわくたっちーTV【ねずみのよめいり/パネルシアター】ガイド

昔々のお話しです。

あるところに、ネズミのお父さん、ネズミのお母さん、そしてネズミの娘さんの三びきが仲良く暮らしていました。

家族には、お米も麦もたくさんあって、とても幸せでした。

そのうえ、娘さんは大きくなって、ネズミの仲間の中では比べる者がいないほど美しくなりました。

そこで、ネズミのお父さんとネズミのお母さんは相談しました。

そろそろ、うちの娘をお嫁にやりたいが、うちの娘は日本一のよい娘だから、世の中で一番のおむこさんをみつけてやろう。

そうですねぇ、でも世の中で一番偉いおかたは誰なんでしょう。

う~ん、それは、わたしたちの頭の上で明るく照らしてくれるお日様だろうなぁ。

そうですねぇ。

そこで三人は、お日様が見える山に登って行きました。

そして、お日様に向かって

「お日様、お願いがあります。どうかうちの美しくなったこの娘をあなたのお嫁さんにもらってください。あなたは世の中で一番偉いおかたです。」

するとお日様は、笑いながら言いました。

「そりゃぁネズミさんの娘さんをお嫁さんにもらうのはうれしいけど、実はわたしよりももっと偉い方がいるんですよ。」

「えっ、お日様よりも偉いなんて、それはどなたですか?」

「それは、雲さんですよ。いくらわたしが、お空で照らしていても、雲さんが来てわたしを隠してしまったら、わたしは何もできませんからねぇ。」

「なるほどねぇ~。」

するとちょうどそこへ、雲さんがやってきて、お日様を隠してしまいました。

そこで今度は、ネズミのお父さんは雲さんに向かって言いました。

「雲さん、お願いがあります。あなたは世の中で一番偉いおかたです。どうかうちの美しくなったこの娘をあなたのお嫁さんにもらってください。」

「なんだって、わたしが世の中で一番偉いだって。わたしより強いものがいるじゃないですか。」

「えっ、雲さんよりも偉いお方がいるんですか。」

「そうですよ。私がいくら空で頑張っていたって、風さんが来て、わたしをピュッと一息吹きかけてしまったら、私は何もできませんからねぇ。風さんにはかないませんよ。」

「かぜさんですか。」

「ほら、そんな話をしていたら、本当に風さんがやってきてしまいましたよ。」

すると、雲さんの言う通り、風さんがやってきてピューと一息吹きかけると、雲はグルっとなって困った顔になってしまいました。

そこで今度は、ネズミのお父さんは、風さんに向かって言いました。

「風さん風さん、お願いがあります。あなたは世の中で一番偉いおかたです。どうかうちの美しくなったこの娘をあなたのお嫁さんにもらってください。」

すると風さんが言いました。

「いゃ~ぁ、私が一番偉いなんて。私よりももっと偉いお方がいるんですよ。」

「えっ、まさか風さんよりも偉い方なんて、それはどなたですか?」

「それはね、壁さんですよ。」

「壁さん?」

「そう、わたしがいくら強く吹いたって、しっかり立っている壁さんはびくともしない、だから壁さんにはとてもかないませんよ。」

「そうですか。」

そう言うと、風はヒューと吹いて、雲さんと一緒に飛んで行ってしまいました。

「なるほどねぇ~、世の中にはたくさん偉い人がいるものだ。」

そこで今度は、三びきは壁さんのところにやってきました。

「壁さん壁さん、お願いがあります。」

「なんだね、ネズミさん」

「あなたは世の中で一番偉いおかたです。どうかうちの美しくなったこの娘をあなたのお嫁さんにもらってください。」

「いゃぁ、とんでもない。私が一番偉いなんて、もっと偉い方がいるじゃないですか。」

「えっ、そんなはずは。壁さんよりも偉いなんて、それはどなたですか?」

「ほら、わかりませんか。ガリガリガリって音が聞こえるでしょぉ。」

その時です。壁がガラガラガラっといって崩れて、中からチュウキチ君が出てきました。

「わたしの中からガリガリガリガリ壁をかじってしまうあなたたちネズミさんにはとてもかないませんよ。」

「なるほど、と言うことは、わしらネズミが一番偉いということになるなぁ。」

「そうですねぇ。気が付きませんでしたねぇ。」

「うかつなことだったねぇ。ところでチュウキチ君、君は立派な青年だ、どうかうちの美しくなったこの娘をあなたのお嫁さんにもらってもらえませんか。」

チュウキチ君は、大喜びで、その話を今か今かと支度をして待っていたんです。

そうして花嫁衣裳を持って壁から出てきました。

「これは私のお土産です。どうか娘さんに着せてあげてください。」

そして、ネズミの娘さんは花嫁衣装を着ました。

「おうおう、似合う似合う。素敵だぁ。」

「本当ですねぇ。似合っていますねぇ。素敵ですねぇ。」

そうして、ネズミの娘さんとチュウキチ君は、めでたく結婚しました。

そうして、末永くふたりで仲良く暮らしたということです。

お日様もお空の上からニコニコ見守っていました。

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どうだった? おもしろかったかな?

また、ハッピーシアターにあそびにきてね~!